20代からの不労所得

労働という名の「商品」を売るのは、収入と引き換えに人生を安く売るのと同じです。

2017 04/21

銀行カードローンってキレイな顔したサラ金

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photo by jonny goldstein


日本で言う「サラ金」や「闇金」は、英語ではLoan sharkと呼ばれる。



サラ金の仕事は、
金融知識が不足していたり、金銭に困っている死に体の客に「お金」を貸し出す。
客が生きているうちは、喰い殺さず法外な「利子」をエサ代わりにする。
そして、客が弱って死んでしまうまで身や肉を食らい尽くす。



一度でもサメに弱みを見せると(金を借りると)、
サメは噛みついた歯を抜こうとはしない。




人すら食い物にしてしまうサメ。
それを皮肉っているのか「サラ金」をローンシャークと通称される。



「サラ金」や「闇金」と呼ばれる貸付業者は、
違法な貸付金利や取り立て業務を行うのが問題
となっている。
(個人的には、借りる側の問題にも触れてほしいと思うが)



違法なコトは、法に則って厳重に処置されるべきである。
いくら金融知識が不足した客が「お金」を借りたくても、
違法な貸付業者が存在しなければ借りずに済む話だしね。



でも、最近はキレイな顔をした「サラ金」みたいな貸付業者が増えた。
キレイな顔と言っても、ひと昔前のパンチパーマ+サングラスの怖い人って意味じゃない。



一般的に知られる大きな銀行が実施しているカードローン。
銀行がキレイな顔した「サラ金」になりつつある。
彼らは、違法なコトは決してしない。(まぁ、そりゃ銀行だし☆)
法定金利内での貸付業務が基本である。


価格.com「銀行カードローン」より画像拝借
(ある超有名銀行のカードローン金利一覧)


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-法定金利の上限利率-
10万円未満 20%
10万円〜100万円未満 18%
100万円以上 15%



ある銀行のカードローン金利と法定金利なんて誤差の範囲内!!


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銀行カードローン、高額融資 80行「年収3分の1超」

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photo by frankieleon


何でも消費者金融は「年収の3分の1超」の貸し付けが禁止されているが、
銀行は対象外という理由で銀行で高額な融資が行われているらしい。



朝日新聞デジタル」より一部抜粋

銀行の無担保の個人向け「カードローン」で、多くが消費者金融会社には禁じられている「年収の3分の1超」の貸し付けを行っていることが、朝日新聞の調査でわかった。年収を上回る貸し付けもあり、貸付額の上限がない銀行が高額な貸し付けを行っている実態が明らかになった。
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■銀行から寄せられた主なコメント

・低所得者や高齢者が生活費に利用。一律に規制すると生活に困る人も

・規制すれば、利用者が高金利の業者に流れる可能性がある

・一時的な大口支出に応える利便性がある

・借金を一本化する「おまとめローン」は、利息負担を軽減できる利点がある

・教育費や医療費に使われる場合もある

・消費者保護を優先して規制すべきだ

・銀行が自分で審査しない場合は規制を設けるべきだ

・銀行は信用がすべて。貸し手として責任を持たないといけない

・貸金業者への規制の抜け道に銀行が利用されている肌感覚がある

・自己破産の温床となる懸念がある。利便性が高いとは言いにくい



結論からすると銀行側は何の責任も問題もない。
ただ、銀行のモラルとしてどうなのよ!?ってだけ。
(朝日新聞の調査だから結果自体も信頼性あるのかね?)


面白いなぁ~と個人的に思ったのが銀行側のコメント。



消費者保護を優先して規制すべきだときちんとした回答がある一方で、
規制すれば、利用者が高金利の業者に流れる可能性があると、、、。
エリートの銀行様らしい適当なExcuseを述べている。



銀行の中には、単独で年収を超える貸し付けを行っている所もあるらしい。
ここまでの高額な貸し付けだと銀行としての信用にも大きく関わってくる。
(そんなのに限って年収100万以下の人だろうから捉え方が難しいけど)



銀行さんは、貸付額の規制もなく、ほぼ法定上限金利で貸し出すことができる。
ある意味「サラ金」よりエグイのが銀行ローン。



銀行は善人面してる分、サラ金よりタチが悪い!!
サラ金よか手軽に借りれちゃうから、必然的に借金も増えちゃうよね。
そこに、貸付金額の規制がないとすれば火の車は必至です。



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「火の車」を書いてて思い出したけど、
宮部みゆき先生の作品「火車」もクレジットカードの借金がテーマに扱われていたな。



作品自体は、ミステリーなんだけど、カード破産とかの闇も描かれていたと思う。
25年も前の作品なのに、その頃からカード破産という概念があったんだね。



いかに今でも国がファイナンシャル・リテラシーを教育していないか分かります。
少しでもカードローンの金利の仕組みを教えてあげれば、
借りる側も安易に借りようとする選択ができなくなるはずだからです。



「サラ金」や「銀行カードローン」は必ずしも悪ではない。
借りる側が知識すら持たず、安易に借りて苦しむのが本当の問題。





「悪」は、お金を借りる本人にある。

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